中国の、香港経由のゴールド購入量、2012年と2013年の比較である。 3月はハンパない。スポットプライスが下がったからであろうが、何やらあせって仕込んでいる、という感じに思えるのは、当方の気のせいだろうか。 ちなみに、公式のIMF公表の中国金準備は、1054トンである。本当は、すでにその4~5倍はあるだろう。2013年3月だけで、公式金準備の1/4弱の量を買っているのである。4月のスポット価格の急落具合からいえば、4月、5月の購入量も上がることはあっても、下がる事はなさそうである。 西側のペーパーマネー軍団は、本当にすべての倉庫が空になるまで、売り切るつもりだろう。 ゴールドは、歴史的に覇権国が持ってきた。中国が、現在事実上の世界最大の金準備を抱える国である事は、想像に難くない。フォートノックスの米国のそれは、空らしいので。というか西側の金準備のほぼすべては、空手形、紙証文であるか、単に数字が並んでいるだけの、どちらかだろう。 ここまできたら、中国はすぱっと宣言するなり、わかりやすい行動に出て欲しいものである。最近の中東、極東を巡る不穏な動きは、これらBRICsの次期覇権を狙う動きをけん制するものであるのじゃないかな。 (追記) せこい話である。米議会は、米国貨幣のベースメタルをニッケルや黄銅などから、鉄やステンレスなどに変更しようと画策してるらしい。そうせざるをえない原因そのもの、つまり紙幣の刷りまくりをやめない限りなんの解決にもならないことは明らかである。いずれ、日本でも同様の議論が出始めるだろうね。
|
|
プロフィール
|
Author:デコ Silver stackers by buying physical silver can end the silver manipulation and stop the criminal banksters.(@b4_dooms_day)
|
カテゴリ
|
|
RSSリンクの表示
|
|
リンク
|
|
Silver Price
|
|
ドル・インデックス
|
|
Gold Price
|
|
米ガソリン小売価格
|
|
WTI
|
|
為替
|
|
ビットコインUSD
|
|