デコの残日録
人間は死ぬために生きている訳だから、日記は残日録とも言える。311原発事故でその思いは益々深くなったが、この国の行く末を見届けるには、何とか生き残らないといけない。そのための愚考過程をメモ。
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銀貨の流動性について
いつものことだが、個人的な思いである。

銀貨を確保するのは、バリューの保存と、時と場合に合った、的確な交換手段という意味だが、いざという時に、最悪見ず知らずの素人に、別な価値と交換してもらえないというような事があっては困る。

以前、日本では銀貨は流動性が低い(金貨と比べても遥かに低い)、という事をどこがで当方は書いた事があるのだが、それは今の日本人にとって銀貨はまったく縁遠いものになっており、その意味がわかる人間を探すほうが圧倒的に大変であり、いまのようなまだ「平常時」ならばいざ知らず、緊急時に果たして流動性(交換性)が維持できるかというのは大いに疑問である。今でさえ、銀貨自体の流動性そのものが、かなりな問題だと思っている。というか、恐らく限りなくゼロに近いのではないかと思う。

ところが、呑気な日本人をよそに、アメリカではリーマンショック以降、金貨・銀貨を法定通貨として認めようではないかという動きが活発である。先日も、米アリゾナでは州上院で法案が可決されるなど、金貨銀貨の法定通貨化が日程に載った動きが出ているし、すでにユタ州では実現しているが、たぶんアリゾナはその二例目となるだろう。アイオワ州でも上院下院での可決を待つ動きがある。(面白いのは、ドルと並行して金貨銀貨が法定通貨と認められた場合、金利の扱いがどうなるかという事である。金利はリアルマネーの金銀には似合わない概念であり、贋金=ペーパーマネーに固有な詐欺の仕組みだからである)

ま、それはかなり極端な事例であり、そんな事が急にこの日本で、起こるかと言われれば今はまだ疑問で、考えすぎと言われればそれまでなのだが。というのは、今の金融危機を仕掛けている側からしても、極端な急激な変容という事は、まず考えていないと思うからである。

彼らの武器もまた、時間である。少しずつ、ほんの少しずつ、誰も気付かないように作戦を進めるのである。人間は目前の、ごく短い期間における変化には敏感であるが、時間をかけられた場合の差異に気付く事はたいへん不得手である、という原則を彼らは熟知しているのである。変化のフラグを立てては引っ込め、引っ込めて立てては、いつの間にか既成事実化していく、という手法である。世代が変わるようなスパンでの変化になれば、もはやその戦略は成功したも同じである。

話が少しずれた、流動性に戻そう。銀貨を考えた場合、それは普段から流動性のある銘柄に絞るべきだと思う。日本でいえば、ASEやカナダメープル、オーストラリア銀貨、譲ってウィーン銀貨であろう。それ以外の英連邦鋳造銀貨は多いが、緊急時にはたぶんだめである。それが何物かを、考えるというような余裕は、いざというときないからだ。

流通量が多く、交換が容易な、比較的普段から多くの人の目に触れる銘柄を選ぶべきだと、個人的には思う。不法?覚悟で自分でつぶしてバーにするとかなら別だが。

ちなみに自分が非常時に1oz銀貨を受け取る立場で物事を考えた場合、ASEもカナダもオーストラリアもウィーンも、BUもPROOFも区別なく、純銀1ozとしか考えないと思う。ハーフダラーや900、925などは論外になる可能性が高いと思う。特別なプレミアムをそこで見出すのは、無理だと考えるべき。

だから、このまま急激な変化のない世界を想定する人は、プレミアの増減や趣味性を考えてもいいと思うし、しかし、そうではなくなった場合は、単なる1oz銀貨の扱いとなる可能性は考えていたほうがいいと思う。

いずれにしても、こんな事を考えてなくてもよい社会であってほしかったが、それは無理になったようだ。
(追記)
当方は、腐っても鯛、という事を真っ先に考えたので、スタックするのはアメリカン・シルバー・イーグルが多い。他の銘柄に比べて見る機会が多いので、仮にまがいものに出会っても避けられる可能性が高いと思っている。eBayでの流通性を考えた場合も、不都合はもっとも少ないと思う。

(追記2)
流動性というのは本来、通貨、カレンシーそのものの事である。通貨は流通するからカレンシー(流れるもの)であり、流通しなくなった(つまり、差し出しても誰も受け取らない、交換の手段にならくなった)時点で、通貨をやめるのである(たとえば日本の一円紙幣とか)。いま、法定通貨は流動性そのものだが、現ドルはそうでなくなる可能性が高い。ドルにほぼ「ベッグ」してる円札も、その可能性が高いだろう。むしろ、途中でベッグを離れて、墜落する心配をすべきだ。減価するドルを目の前に、1ドル10円になるとかいう予測自体は、どこぞの自称・経済評論家(副島とかだが)が言っているが、そういう事態はありえない。ドル覇権国が、そういう屈辱を唯々諾々と受け入れるはずがないのである。単に、敵の流言飛語に乗せられたバカに過ぎない。

(追記3)
ハーフダラー、1964ケネディー2枚ならいいが、誰がピースダラーやモルガン銀貨出されて、はいそうですか、と言うかね。贋作の宝庫である。しかしeBayではそれなりだなー。収集家が多いという事だろうな。
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[2013/03/02 21:46] | silver | トラックバック(0) | コメント(0) |
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