デコの残日録
人間は死ぬために生きている訳だから、日記は残日録とも言える。311原発事故でその思いは益々深くなったが、この国の行く末を見届けるには、何とか生き残らないといけない。そのための愚考過程をメモ。
円安だけが、国内で進むインフレの原因じゃない
【WTIクルードと北海ブレントのスポット価格比較】

色がわかりづらいかもしれないが、赤がWTI、青が北海ブレントである。知ってる方は多いかもしれないが、2011年くらいから、両者のスプレッドが広がり、現在では20ドルにもなっている。その前はむしろ、WTIのほうが高かった。硫黄分の少ない、高質なオイルであるとされていたのだから当然であろう。ところが2011年に、北海物がWTIの価格を追い越して、逆転した。差はじょじょに広がり、元にもどる気配はない。

2011年を境にして、北海物の品質が急遽上がったのだろうか? それとも、WTIの品質が突然悪くなったのだろうか? 冗談を言ってる場合ではない。たぶん、これは米政府による、自国内の石油・ガソリン高騰を抑えたいが為の、マーケットへの介入を強めたという証拠だと思う。なにせ、覇権国アメリカが世界に強制している通貨体制は、ドル石油体制なのだから、その元となる、石油が上がっては、この体制を続けるわけにはいかなくなるという事だ。北海物マーケットまで手を出す事は、さすがの米国もできないという事だと思う。

ところで、あるサイトで「2012年、北海ブレント原油の平均価格は、最高記録を達成した」という記事を読んだ。詳細は書かれていないが、これは毎日の終値を365日平均して出したもの、といった意味だろう。上記のチャートを積分してみればわかる。とくに2008年以降、世界で金融収縮が起こり、各国が自国通貨安戦争に邁進するようになってからは、だぶついた金や投機マネーが商品をこぞって買ったわけだから、石油だけが上がらないというのは、何かがおかしいのである。歴史的にいって、ものの値段は例外をのぞいて常に上がり続ける方向にある。

円安で国内のインフレが進んでいるというのは、かなり明らかになってきたが、今後はそれに物自体の値上がりが効いてくるから、痛みは倍増する。

石油も、現体制下ではリアルマネーである。そのリアルマネーは、偽札業者の攻撃に、いつもさらされているわけだ。どこまで、米国のWTIプライス操作が続くだろうか?
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テーマ:マーケット不正操作 | ジャンル:政治・経済

[2013/02/05 19:12] | 石油 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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