デコの残日録
人間は死ぬために生きている訳だから、日記は残日録とも言える。311原発事故でその思いは益々深くなったが、この国の行く末を見届けるには、何とか生き残らないといけない。そのための愚考過程をメモ。
劇的にではなく語られないまま進行するも無視され続けている悪性インフレ

今日午前、スーパーに行ったら、やや大きめの生のスルメイカ(日本海側産)に一杯458円の値段がついていて、叫び出しそうになった。

このイカの高値の理由は一般的には、イカの不漁だと説明されているようだが、それは嘘だ。

311の前でも、リーマンショックの前でさえ、イカ一匹にこの値札を見た事はなかった。俺の常識(311前のだが)では、イカ一っぱいは100円か、高くても200円くらいだった。来年再来年になれば、もはやいっぱい500円のイカが、100円に下がる可能性は、99%ない。

マグロの山かけで夜、晩酌しようと物色したが、同じマグロの赤身のほぼ同量で、太平洋産500円、地中海産900円であり、何この落差は? と思わずあれま! と声を上げた。少なくとも311前は同等か、日本近海産のほうが高かったからである。それがいつの間にか逆転してしまっている。

結局、消費側が放射能汚染を恐れて太平洋産は買わず、日本から遠い地中海産を選ぶようになったからと思われるのだが(それは正しい判断)、魚以外の品揃えの野菜(関東、東北産ばっかし)などを見ると、店側がその事を殊更意識しているとは到底思えず、魚市場でそうなっている事をまんま店頭の値段に反映してるのだなと思わざるをえなかった。

結局、インド洋産のやや安めのマグロ赤身を買ったが、どこまでそのラベルが本当かは、もはやこの段階ではわからない。

外出から帰ってきて13時すぎ、朝炊いた飯の残りで昼飯食おうと思ったが、買ってきたのは酒のつまみばかりであり、適当なおかずがなんもなくしょうがないので、有明産ノリを焼いて、昨夜の残りの鮭の焼いたのと、インスタント味噌汁と、醤油で煮たカツオ缶詰を開けたのだった。

缶詰は1年位まえに買ったやつ(と思われるが買った記憶がない)で、あるのも忘れていたやつだったのだが、あけてびっくり玉手箱、なんと、中身が缶の半分くらいしか入っていない!

何かの間違いか、不良品か何かと思ってラベルを見たら、「三陸ほてい」と書かれており、あららら、いつの間にこんなのが紛れ込んだのかいなと、量半分だった事は忘れて、味見もしないでそのまま捨ててしまった。


放射能汚染もさることながら、その汚染が疑われる缶詰の中身の魚の煮付けでさえ、正味が缶の半分くらいしか入っていない、この状況に、とにかく驚いた。唖然とした。



思い起こせば、2011年の正月、マスゴミでも話題になったが、1万円だか2万円だかの、正月用のおせちセットの、売らんがための写真見本とは似ても似つかないそのお粗末さ、惨めさとのギャップに日本中が驚き、そして怒ったわけだが、それは単にごく一部の商品としての一時的なエラーなどではなく、「インフレなんだからしょうがねーだろ、ましなの欲しかったらもっと金積めよ」という傾向がそのときすでに始まっていたのであり、半分だけ魚の煮付けが詰まった缶詰が、殊更おかしかったのではなかったわけである。


ついでにいえば、イカ漁というのは、とにかく油を消費する、無駄の多い、あまり儲けのない商売らしい。夜中に船を沖合に出し、イカをおびき寄せるための火を煌々とえんえんと焚き続ける必要がある。

そのイカ釣り船の火の強さは尋常ではなく、漁師らはその光(紫外線、X線含む)で真夜中の漁ながら相当な日焼けが避けられず、治療が必要なほどだという。その火は、衛星からもくっきりあざやかトリニトロンなみに見えるという。

つまり、焚き火でなく、高出力の発発で炊いた電力で得られる輝きだ。数千W級の電力を消費してるだろう。とにかく、やたらとガソリンを食う。

だからイカが高いのは、油が高いせいだといえる。(油は食うが、その経費はゴールドに全部載せ替えられるシルバーとはえらい違いww)


2%のインフレが達成されるまで金融緩和する、紙幣を刷りまくりますと、さも、いまだ2%が達成されてないかのように、黒田&安倍のキチガイ・コンビが嘘っぱちの金融政策を続けているが、すでに現実のインフレ率は2%などというレベルではなく、食品や油などの生活必需品などに限っていえば、リテール価格では311前の2倍3倍は当たり前状態になっていると言えるだろう。(とはいえ、日本の金融緩和の本質は米ドル・アシストと石油、貴金属高騰の抑制のためにある)

価格を簡単に上げれない場合は、缶詰の例のように、内容量を減らすのは、常套手段だ。

あまり売れない高額商品(クルマや家)の分を入れ込めば、2%行ってないとしても不思議はない。しかし、価格を簡単には上げられない食料品などであってさえ、現実にはほぼ2倍3倍が当たり前になっている。


スーパーで、マグロの次にたらこを物色していた俺の横で、だんな連れのおばさんが「このイカの塩辛、こないだまで100円だったのにね」と言って、198円の塩辛をかごに入れていた。八戸産であった。内容量、たかだか50グラムだか80グラムである。

イカだけが特殊なのではない。ちょっと目立つだけ(ガソリン、灯油価格が直接効くので)。

いずれ、2倍3倍が5倍、10倍、100倍になるだろう。

そのとき、なんでこんな事になったのかと言っても、そのとき既になすすべはない。



[2017/02/26 22:02] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
もの(現物)の価格は上昇しこそすれ下がる事はない
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[2017/02/07 00:37] | Inflation |
本間宗究という人
本ブログのタイトルを考えたとき、藤沢周平がすきなので、「残日録」のことばをを入れたいなと思ったが、それだけだと意味不明なので、その前に何か名前がいるなと思って、「本間甲斐」(ほんまかい)としようかと思ったがやめたのだった。

「本間甲斐の残日録」。いい加減な事を書いても見逃されるというw 甲斐は甲斐守の意味で、山梨が好きでよくいくというのもある。余談だが、世に甲斐守で有名な人はあまりいない。黒田長政、原田甲斐くらいか? ちなみに、江戸期に忌避された旧国名つきの官途に、武蔵守がある。徳川将軍家に遠慮して、誰も受けなかったという。

いつも参考にしてる人に、本間宗究という人がいる。(たぶんその方のご先祖さまなのだと思うが)酒田罫線法で有名な本間宗久を思い出して、2008年以降、ずうっとコラムを拝見してきたが、一度も不審を持った事はない。いつも教えられた。

最近、あまり記事の更新がないようで、心配である。以下、本間氏の7月のコラムから。

『過去数年間の「世界的な金融情勢」を振り返ると、「2008年のリーマンショック」が、実際には、「金融の大地震」に相当し、その後の、「量的緩和」や「マイナス金利」については、「インフレの大津波が、水面下で進行していた状況」のようにも感じている。つまり、自然現象の「大津波」については、「3・11の大震災」からも明らかなように、「地震の発生後、数時間で大津波が襲った」という状況だったが、一方で、「インフレの大津波」については、「実際に姿を現すまでに、数年間という時間が必要だった」ようにも思われるのである。』


http://www.tender-am.com/column/20160715.html


まったくそのとおりである。人間にとって認識しづらいものの最たるものが、時間感覚だ。極端なことを言えば、時間がたてば、寒いも暑いに変わってしまうくらい、人間の時間感覚は曖昧で不正確だ。

横道にそれるが、食料備蓄について書こうと思っているが、汚染されていない餅が日本人にはいい(味や食感は落ちるが3年は持つ)。それと汚染されてないノリだ。

バカの黒田は期限付きの2%インフレ目標が達成できそうにないと泣きを入れているが、政府と一体となった、憲法違反の、血税=国富をドブに棄てるがごとき円バラマキのせいで、飲料品だけに限ってみれば、2%どころか、いまやインフレ率100%が実感だ。それに衣料、エネルギー以外の商品についてはいつまでたっても需要が湧いてこないから、デフレ進行がいつまでも続くだろう。

311前には、100円だったカップラーメンがいま、200円であることをきちんと認識すべきだ。このまま超円高進んでもカップラーメン1個200円が100円に戻ることはない。むしろ500円になるだろう。

[2016/08/18 22:23] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
日銀、50年債の発行を検討
http://jp.wsj.com/articles/SB12093909455220993593604582214152294137864

この日本という国が10年後にあるかどうかもわからないのに、50年という超長期債を発行するとは。

そんなの買うやついるのかねw また、日銀が自分で買うのだろうww タコwwwww

[2016/07/27 12:19] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
街角景気☆JAPAN↑ アベノ☆MIX




「円高是正 量的緩和 公共投資忘れずに♪」

「景気は上げて 金利は下げて Yeah ボーナス 小遣い ハイパー還元だ」



地獄へのプレリュードといった感じだろうか?

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[2013/05/07 18:47] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
いま考えるべき事「自由と時間」
思えば2011年2月ごろ、例のニュージーランド地震の被害の大きさを見た当方は、翌日から携行ガソリン缶やら、缶詰、ペットボトルの水などをちょこちょこ仕入れるなどして、備蓄に精を出し始めたのであった。休日の買出しでは飽きたらず、会社近くのスーパーで少しずつ買い物をして家に持ち帰るなどもしたが、荷物が重く、帰りの電車がつらかった。

もっとも、2000年の以前から、いつかは関東震災はあるものと思っていたので、日ごろから備蓄はしていたほうだったが、NZ地震でそれに拍車がかかったのである。だから、311があっても、食料、水、ガソリンには困らなかったが、放射能だけは予測していなかった。

以前紹介したビデオの、「自由と時間」が人生の全てである、という指摘が今更ながら、心に響く。多くの人はサラリーマンとして、あるいは自営業者として、日々働くという行為をしながら、自由と時間とを切り売りして、その対価として給料なり報酬を受けている。

しかし、アベノミクスによって、まず確実に通貨は劣化していくことが決定付けられており、その自由と時間を犠牲にして得た対価(通貨)までが、日々盗まれていくのだ。目の前で、泥棒に物を盗まれると気付くが、そおっと、気付かないように、時間をかけて、国民から合法的に盗むという事には気付かない。それを指摘しても、「しょうがないじゃないか」と我慢できる人は偉い……とは言い難い。むしろ、アホである。

その人の、人生の全てである「自由と時間」を犠牲にして、切り売りしてまで得ている給料、報酬という法定通貨(紙幣)が今後急激に減価していくことが決まったのである。ここで怒り、何とかその対策を考えないといけないのに、何とかなるさとバカを決め込んでどうするつもりだろう。

正直言うと、311で日本は終わった。放射能地獄によって、目に見えない、時間をかけて行われる日本人寿命削減作戦が始まった。それだけでも嘆くに値する不幸なのに、輪をかけてインフレによる、日本人の財産収容作戦も同時に行われる事になった。

真実を見極めて、行動に移すべきスタートラインはとうに過ぎているが、遅いという事はない。

テーマ:日本を正常な国に戻したい | ジャンル:政治・経済

[2013/03/06 00:18] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
インフレはない、と見せかけるのが、政府のもっとも大事な仕事である
(クリックで拡大)
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1971年のニクソンショックによって、ブレトンウッズ体制は崩壊して、石油ドル本位制がスタートしたが、その石油ドル本位制は、インフレーション体制とでもいうべき体制だった事がわかる。1960~1979年の平均を100とした、コモディティーの値上がりを示した図であるが、1971年以降の物の値上がりがすさまじい事がわかる。ゴールド、シルバー、天然ゴム、砂糖、肉、ありとあらゆるものが寝あがっているのがわかる。(X軸は絶対値ではなく、1960~1979年平均を100にした場合の指数値である事に注目、なお石油はこのグラフにはノミネートされていないのが残念である)

とくにヘリコプターベン(バーナンキFRB議長)が登場したあとが酷い。赤で囲ってある範囲だが、もう米国がどれくらいドル札を刷ったか自分自身でわからなくなっているくらい刷っている、と言われるゆえんだ。

つまりこれは、石油ドル本位制が、刷れ刷れ体制であった事を示すよいデータだ。際限のないプリンティングマネーは、必ずインフレーションの結果となる、という事だ。だから、インフレの兆候は見られないなどという政府や中央銀行・マスゴミ(メインストリームメディア=MSM)の言い草は、大嘘も大嘘、「どの口が言ってんだよ」、というくらいである。

ゴールド、シルバーの季節は終わった、もう上がらない、という世論操作はその最たるものだ。石油ドル本位制=刷れ刷れ体制下で、値段が上がらない物というのは、存在ししないのである。今後は水や公共料金も、際限なく上がっていくという日本人がこれまで体験した事のない事態に進展するだろう。ここを、きちんと確認しよう。なお、石油、貴金属は不正な市場介入を繰り返し繰り返しして、このざまなのである。タガがはずれたときに、どうなるかは火を見るより明らかだ。

米国の掲示板をつらつら眺めていたら、とうとうガソリン1ガロンが4ドルを超えたらしく、かなりそれが話題になっていた。米国政府もアルゼンチン政府と同じように、ガソリン価格を固定するとった超愚策に出るだろうか? そのくらいしかもう手はないが、それは米国第二次Civil Warへと突入するきっかけになりかねない。

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[2013/03/01 10:06] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
「12年の硬貨製造、9年ぶりに増加」だってさ
(日経Web)

造幣局が18日まとめた2012年の国内の硬貨の製造枚数(記念硬貨を除く)は、9億5061万枚と前年比で29%増えた。製造枚数が前年を上回るのは9年ぶり。
製造枚数が増えたのは百円硬貨で前年比2.2倍の約4億221万枚だった。自動販売機などで使われる既存の百円硬貨が摩耗したため、新貨の入れ替えを進めた。
電子マネーの普及で小銭を使う頻度は減っており、製造枚数はピークだった1974年の6分の1程度。それぞれ約66万枚製造した一円、五円、五十円硬貨は「市場流通が主な目的ではなく、コレクター用の硬貨セットで製造した」(造幣局)。


                                       
いわく、「電子マネーの普及で小銭を使う頻度は減って」いるが、「自動販売機などで使われる既存の百円硬貨が摩耗したため、新貨の入れ替え」の必要性から、「百円硬貨で前年比2.2倍」に増えた、という大本営発表。これを大本営発表だと直感しなければいけない。この日経のニュースを額面どおりに受け取るのは、頭のネジが5本くらい足りないので、脳内チェックしたほうがいいね。

同時に、ニッケル相場と銅相場もチェックしたほうがええね。

つーか、硬貨の原材料のコモディティーのプライスが下がるわけがないので、嘘通貨制度の中では、法定硬貨は消えていく運命にあるのだ、額面が小さいほど。ある時点で、金属としての相場プライスが、額面を超えるのである。このニュースはその側面で読むべきものである。だから、今はストックを買うのではなく、現物を買うのであるのは理屈である。このニュースを聞いたら、そう確信すべきである。

しかし、日本人を考えるとき、昨日までペーパーマネー信者だったのが、今日から頭が良くなるとは思えないのでね。。。たぶん、中国人が持ち出してるんではないだろうか。、百円通貨はニッケル・銅の合金である。

もはや、先進国では、最小単位の硬貨は廃貨というか理由をなんやかやつけて、鋳造・流通させなくなってるのが現実である。額面を、原材料を含んだ製造原価がはるかに超えちゃってるので。

さらに、嘘も大概にせよという言い方が続く。「市場流通が主な目的ではなく、コレクター用の硬貨セットで製造した」――はあぁぁ~? どこにそんなコレクターとやらがいるんだよ。嘘つくのも、たいがいにせーよ。

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[2013/02/26 01:02] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
G7、為替についての声明を日本時間午後7時に発表へ=関係筋
ブリュッセル 12日 ロイター] 関係筋によると、日米欧7カ国(G7)は為替についての声明を12日1000GMT(日本時間午後7時)に発表する。関係筋が12日、ロイターに対し明らかにした。

ここ数週間にわたって、通貨戦争に関する当局者の発言が相次いでいることを受けた措置とみられる。欧州連合(EU)財務相理事会に出席した関係者の1人は「(英財務相のジョージ・)オズボーン氏が財務相会合で、声明が1000GMTに発表されると述べた」としている。
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[2013/02/12 19:23] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
Inflation in USA


2008年と2012年の物価比較。じゃがいもは4年間でなんと4倍! に高騰。 これはひどいなアメリカ。日本は、円高のせいで目立たなかっただけだろう。今後は、わからん。なぜ、この項目に石油がないのでしょうか? 爆w

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[2013/02/10 20:44] | Inflation | トラックバック(0) | コメント(0) |
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