デコの残日録
人間は死ぬために生きている訳だから、日記は残日録とも言える。311原発事故でその思いは益々深くなったが、この国の行く末を見届けるには、何とか生き残らないといけない。そのための愚考過程をメモ。
GS比が教えてくれるタイミング
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貴金属アナリストの池水雄一氏が、あまりに高止まりしすぎている金銀比を見て、コメントしている。

大事なことなので、外野席から聞こえてきそうな批判には目をつぶって全文を引用させてもらおう(すいません)。


『「金銀比価」という言葉を聞いたことがあるだろうか。金の価格を銀の価格で割ったもので、金と銀の関係を端的に示す指標として使われている。現在この比価は80対1というレベルにある。つまり銀の価格は金の価格の80分の1ということだ。同じ貴金属の代表として一般的には認識されている金と銀であるが、その価値(関係)は現在これほどまでにかけ離れている。
 統計が残っている過去50年の金銀比価の推移は、平均は58対1、最大で100対1、最小では14対1という動きである。過去10年に限ると、金銀比価80対1まで上昇したのは今回をあわせてたった4度だけであり、過去3度いずれもその直後には金銀比価が急落している。
 過去の経験則からは80対1の金銀比価は銀が安すぎ、金が高すぎであるといえるだろう。あの万有引力の法則のアイザック・ニュートンが英国造幣局長だった18世紀前半、彼が決めたと言われる法定金銀比価は15対1。中世以降の欧米ではだいたいこの金銀比価が使われ、近代に至るまで約200年間この比価が欧米世界での基準となっていた。しかし江戸時代末期の日本では銀の価値がさらに高く、金銀比価は5対1であり、この(当時の世界標準との)違いが今でいうところの絶好の裁定取引の対象となり、大量の金が日本から流出する結果となったのである。こういった過去からの流れをみても、現在の金銀比価は破格のレベルだといえるであろう。
 (金銀)それぞれの年間鉱山生産量を見てみると、2017年の推定数量は金が3258トン、銀は2万7150トンであり、銀と金の鉱山生産量の差(比)はわずか8対1にとどまっている。ではなぜそれが80対1という(現実の)生産量の10倍もの価格差になっているのであろうか。金需要のうち、産業用需要の占める割合は10%にも満たない。90%は宝飾品や投資需要で占められている。一方銀は、産業用需要がほぼ60%以上を占めており、金は投資用のメタル、銀は産業用のメタルだという事ができる。
 近年貴金属の価格に対してもっとも影響を与えているのは、実需家よりも投資家の動向であり、投資マネーの受け皿としての金は銀やプラチナの工業用メタルよりもはるかに受けがよいのだ。この(投資需要むけ貴金属選好の)傾向はまだ続きそうであり、金銀比価も高止まりが続きそうではあるが、長期的にはそして歴史的に見る限りこの(80対1という)レベルはおそらく(金銀比としての)天井に近いといえる。将来、あのころは銀が(異常に)安かったと思う日がきっとやってくるのではないだろうか?』


池水氏のこれらの言葉に嘘はないし、まして異論を唱えるべき箇所はない。が、わかりやすくするため俺の注釈を、かっこ()内に入れさせもらった。

そしてなおバカを顧みずに付け足させてもらえれば、金銀比が収縮(急激な減少)を起こすのは、貴金属そのもののドルによる対価が急上昇するときと決まっており、今後のある局面を迎えたときには、2011年以降のヨコバイあるいは極端な抑制傾向が、一気に訂正されるかもしれないという事ではないだろうか。

おそらくGS比は過去の数字をやぶって、いっとき100を超えてくるだろう。そのつっこみこそがチャンスである。

そこまで徹底的にいじめられ、虐げられてこそ、復活の鐘が心地よく鳴るというものだろう。

なにせ、シルバーこそがマネーそのものなのだから。そして、投資家の選好が、重量価格比がより小さい金にのみ向かっているわけだが、素人には思いもつかない、その重さに耐えてホールドすることが、利益につながると思うのである。


原油価格がじわじわと上がっている。過去に何度も指摘してきた事だが、石油価格とはシルバーの価格そのものだ。いつまで真実の隠蔽、数字の捏造が続けられるだろうか。


[2018/04/15 21:08] | silver | トラックバック(0) | コメント(1) |
シルバーの大底は2015年、ビットコインの大底はライトナウ



ポルニーという貴金属アナリストの解説がたいへん興味深い。
この人のチャートの分析が、英語ながら、しっくりくる。

マーケットのサイクルはほぼ同じパターンで繰り返される、と。1ダウン、6アップだ、と。

ストック・債券は今後数年、極度に低迷を続け、シルバーはその新しいライフ・サイクルの兆しが明らかになってくるという。

ビットコインは当方の予想が大幅にはずれ、2月以降大底を探る動きが続いていたが、それも現状レベルで大底を打つだろうという。

チャートを追っていると、どうもそんな感じである。

おそらくビットコインは昨年12月につけた最高値230万円を大きく上抜いていき、シルバーは徐々に下値を切り上げていく流れが今年確定しそうだ。ただ、ビットコインは相場反転を決定づける大きめなディップが直近ありそうで、注意が必要かもしれない。

もうちょっとがまんしませう。


[2018/04/06 08:05] | silver | トラックバック(0) | コメント(0) |
いただいたコメントへのフォロー

昨年9月以降、ブログの管理をほとんどしておらず、貴重なご意見やらご感想などをいただきながら、結果的に無視してきた事について今朝、はたと気づき、急遽書き出しました。


ほんとうに申し訳ありません。ここに、いただいたコメントを再掲させていただき、お返事といたします。


《匿名様》


飯山一郎氏のブログてげてげ、掲示板ほうちぎをみてください。
反ネオコンの視点で安倍晋三を徹底擁護してます。
論戦を挑んでみてはいかがでしょうか。



《管理者コメント》
飯山氏のブログは2011年以前はよく拝見してましたが、ここ何年も拝見してませんね~。
反ネオコンであっても、国民生活を徹底的に破壊し続けては元も子もないと思うんですが。
安倍こそグローバリストの真髄に見えるのは、当方の老眼が進み盲目になりつつあるからか?w

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《Abusaku様》


デコさん、こんにちは。
先日マレーシアに行ってきました。
独自の金貨銀貨を鋳造し、金銀本位制に戻そうというイスラーム運動の中心のひとつがマレーシアのクランタン州らしいのです。
言葉の問題があり、現地の状況を正確に理解することができませんでしたが金貨銀貨は購入することができました。
ブログから色々と勉強させていただいています。もしご迷惑でなければクランタン銀貨(純度999重さ3gほど)を1枚プレゼントしたいのですがいかがでしょうか。



《管理者コメント》
「独自の金貨銀貨を鋳造し、金銀本位制に戻そうというイスラーム運動」ーーまじですか?
知らなかったなあ~、イスラムにそういう運動があるとは、すばらしい。
なんといっても反グローバリストであるマハティール元首相のマレーシアですからね。期待できるかも。
銀貨の写真、送ってもらえませんか? 欲しいという人が出てきそうです。

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《ゴマ様》

こんばんわ。

はっきりとした統計があるわではないですが、
シルバーを買う人が増えているような話が
ちらほらと、聞こえてきます。有名地金商の
1kg在庫が無い時があるという。。。
郵送サービスがあるので、それで数か月待ち
とかなら、信ぴょう性が増すのですが。
誰か試してくれないかな?と思っています。
(他力本願です。)

ゴールドの上昇はドイツの回収が多少影響
しているのかも?と思ってましたが、
あいかわらず、頭をおさえられてますね。



《管理者コメント》

ゴマ様、いつもありがとうございます。

そうですか。シルバーを買う人が増えている、と。
2017年はビットコインの爆発があって、貴金属売りのビットコイン買いがものすごかったと聞いています。
国内でもゴールド密輸で消費税分掠め取り事件が頻発していましたが、一方ではBTC買いのための換金もあったのではないかと疑っています。

ゴールドは$1300回復、シルバーはやっと$17回復と現状、あまり反応しているとは見えませんが、底打ち感は十分ですね。

以前から当方が主張していた、石油の高騰が必ず先に来るという予測ですが、ようやく石油上昇の気配が濃厚になってきました。
このことの貴金属への波及は時間がかかるはずなので、半年先、1年先が楽しみです。

おそらくビットコインがエリオット波の上昇5波エクステンションを2018年春~夏に迎え、それがひと段落したあと、貴金属ターンが来るのではないかと予測しています。

今年後半~来年でしょうか。



[2018/01/13 11:25] | silver | トラックバック(0) | コメント(0) |
2018年が開けたがまったく目出度くない話

ずいぶんと本ブログ更新を怠ってしまった。

仕事が忙しくなったのもあるが、家庭内のごたごたで、ブログどころでなくなってしまった。

たぶん、今後も更新はあまりできないと思うが、できる限り続けたいと思うので、よろしくお願いします。



以前から言ってきた「マイアミ2017」が過ぎ去り、とうとう2018年がやってきた。
当然だが、年があけてめでたい事はなんもない。

とくに日本は、今後経済的にも、社会構成的にも、政治的にも、最悪な状況に向かって邁進していく事になると思う。

かつての日本丸護送船団の主力だった邦銀はいまや消滅が数年スパン的な時間の問題となっている。

そして、この国の政府・官僚どもは、非正規雇用・アルバイトを失業者には入れず、また自発的に仕事探しをしていない、もはや就業を諦めた者さえ失業者に含めないというインチキをしながら、かつてない低失業率だなどと恥じる事無く吹聴しまくっているという有様だ。

その裏では安倍のゴマすり腰巾着である日銀黒田による万難廃したアシストがあり、バラマキは続くよどこまでも的な、国益を完全100%無視した、背信的な金融緩和をいまでも続けている。

円の地位など、ドルと見比べてみるからまだ円高に見える局面もあるが、ドル以外の主要国通貨との比、実勢を見れば、日本円は失墜の一途をたどっている。

あげく、糞官僚どもが鉛筆なめなめ作りあげた魔法の数字を盾に、安倍は戦後最大級の好景気などという嘘っぱちを日夜国民に植え付けようと必死だ。


この異常事態の反映、反動の証拠としては、1ビットコインがついに200万円を突破した事を上げるだけでよい。いまの糞のようなこの国の社会の裏返しである。

とまあ、これまでも何度も繰り返し書いてきた事なので、どうでもいい。(どうでもよくないが)



年末、本屋で副島隆彦氏の最新刊を失礼ながら立ち読みしたが、気になる事が書かれてあったのが頭を離れない。

半島情勢についての予言である。

彼の放射能情報は嘘っぱちばかりだが、米国を中心にした彼の情報網は侮れない。

4月に、限定的な米国による北攻撃があるという。

それは計画が練りに練られた上の、ごく短い期間で終わるだろうといい、直後に北京が平壌に侵攻するだろう、と。

その結果、北の刈り上げ若大将は、ロシアに亡命する事になるのではないかというのだ。

2018年年明け直後から、北が平昌五輪に協力する姿勢を見せ、韓国や中国との対話を進めるのではという雰囲気を醸しだしており、米国もそれを歓迎するかのような発言も聞こえてくるが、おそらく陽動作戦であり、やるときにはやるための演出だと思う。

問題は、期間や規模がいくら限定的とはいえ、半島有事になれば我が日本が無傷ですむはずがないという事。


あまり予測の当たらない事で有名な、元外務官僚氏によれば、2月の平昌五輪以降に、テロが予測され、それは核オプションを含む物になる、と恐ろしい予測をしている。

食料などの備蓄をせよ、とも書いている。

彼の事だ、おそらくあることないこと書いてるだけだろうが、まあ、備えるに越した事はないので、お年玉がまだあるうちに、備蓄しておくのもよいかもしれない。

ビットコインは現在、調整局面を迎えているが、2月末くらいまでの間に、底を打つという予測がある。

まだ持ってない人は、このときに仕込むのがよいだろう。



[2018/01/12 20:23] | silver | トラックバック(0) | コメント(0) |
有事のゴールド、シルバーなのか
北朝鮮は今朝方、長距離ミサイルを北海道東方沖に向けてかっとばした。

それを受けてか、ゴールドとシルバーは上がっているようだ。以下はシルバー先物日足。


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うがった見方だが、戦争・有事にかこつけて、両者が上げることがやむなしとされたとか。。。それはないかw


戦争だから、ゴールドやシルバーを買う人が増えても当たり前だよな、という世論が出来てもおかしくはない。

それを名目にして新しい体制へ移行するとか。



いずれにしても、道は長く遠い。




「Let it be」収録の、オーケストラ・バージョンのほうがやっぱり好きだ。

ポールマッカートニーはジョージマーチンのその編曲に最後まで難色を示したというが、アルバム収録版がやはり正解だった。


[2017/08/29 21:59] | silver | トラックバック(0) | コメント(1) |
供給量激減でも価格が下落しつづける銀

世界で2番目の採掘量をほこるガテマラ、エスコバル鉱山が行政命令によって閉山に追い込まれたというショッキングな記事。(SRSrocco氏による)

ガテマラは国家を上げて、鉱山開発によって進む環境汚染に対して敏感であり、その撲滅に熱心な珍しい国だ。これも過去、記事にした。


先日、オーストラリアのカニントン鉱山の銀採掘量が2017年に入って激減している事を記事にしたが、理由は違えど、それを指でなぞってフォローするかのような現実だ。

2017年のデータ、世界の銀採掘(場)会社ランキング。


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1位メキシコのサウシート(糞ったれメヒコw)、2位ガテマラのエスコバル、3位ロシア(世界のシルバー需給には無関係)、4位オーストラリアのカニントン(すでに今年、採掘量激減済みw)、5位ペルーのUchucchacua(読み方わからんw)。


メキシコはずいぶん昔から、シルバープライス誤魔化しのためのキーマンなので、是が非でも採掘量は減らしたくない、というところ。

2位のガテマラが逝っちゃってはなあぁ、厳しいだろうなあ。オーストラリアもだめだしなあ。


しかし、それでも誤魔化しに誤魔化し続けて先物は下がり続けている。

よくやるわ、という感じ。



本当にいま、先物に連動したこの価格でシルバー現物が取り引きされているんだろうか。

不思議でならない。


[2017/07/19 09:00] | silver | トラックバック(0) | コメント(1) |
金は太陽、銀は月

「カレイドスコープ」ブログから引用)


インサイダー情報によれば、「金価格が1オンス1400ドルに達すると、それ以上、価格が上がらないようにするために、デリバティブの『売り』が自動的に発動するようにプログラミングされている」ということです。

・・・万一、金が1オンス2,000ドルの最高値に達したら、世界のトレーダーは、連邦準備制度理事会(FRB)と、その代理人であるJPモルガンのようなメガバンクでさえ、もはや金価格を制御できないところまできたと投資家たちが判断して金(ゴールド)を買い始めるかも知れません。。

いや、そのボーダーラインは、もっと低くなりそうです。

理由は、金(ゴールド)の抽出と精製には1トロイオンス当たり、約1100ドルのコストがかかっているので、もし、1トロイオンス1300ドル、ないし1,400ドルで一般の個人投資家までもが金(ゴールド)を買うような事態になった場合、金鉱株が暴騰するからです。

(中略)

ミスター・ゴールドは、「銀(シルバー)を買いなさい! 金(ゴールド)ではなく・・・」。
彼は、最後になって、こう言い直したとのこと。



いつもながら氏の的確な文章で、溜飲が下がる思いだ。

ゴールド1オンスあたりの生産コストが1100ドルというのは、恐らく本当だろうが、シルバーのそれはゴールドの分も乗っけられているので、その倍くらいかかっているんじゃないかなw

そこまでつっこんでほしかったw


それと、金鉱株が暴騰するから大問題の引き金になるというが、金鉱株が暴騰しようがしまいが、それほどの大事と思えず、当ブログでは金鉱採掘業者は、彼らの仲間だとおもっているので、この指摘には若干違和感を感じた。



そのときは近い。

おそらく10月~11月くらいには、目に見えるようになると予測する。


[2017/06/20 12:44] | silver | トラックバック(0) | コメント(5) |
来年のいまごろのこと
ひとりごと。

もし、来年のいまごろ、シルバーが16ドルとか17ドルで、ゴールドが1200ドル前後だったら、全部売っぱらおうと考えている。

理由はとくにない。


[2017/06/11 18:46] | silver | トラックバック(0) | コメント(4) |
騙されるなら徹底的に騙されよう




クリフ・ハイのツイートから。

いま書いているレポートは、「シルバーマニア」泣いて喜ぶものになるだろう、と。

5月3週目金曜日、とくに何事もなく過ぎてしまったことには、まったく触れてないのが彼らしい。



「tartd」は、アホとかクソとか、侮蔑の表現らしいが、「Silvertards」が英語のニュアンス的に、侮蔑的な意味を持つのか、それともシルバーマニア的な意味合いなのか、ちょっとわからない。

前者なら、首をしめてやりたいがw

そのレポートは5月29日発行予定だそうである。

彼のWealth reportは高くて読めそうにないが、何かわかれば追加したいところ。


[2017/05/23 13:00] | silver | トラックバック(0) | コメント(0) |
ヤフオクで見つけた1987年ASEプルーフ